2015年9月4日
多忙を極めるネットワークエンジニア
ネットワーク通信の重要性は年を追うごとに高まっており、IT業界もますます活気を帯びています。求人状況を見ても、ネットワークエンジニアの募集はかなりの数に及びます。どの企業も大きなプロジェクトを任せられる有能なエンジニアが欲しくてたまらないのです。実際に、実践で役立つスキルを持っている人材であれば、喜んで迎え入れられ、給与面でも優遇してくれる可能性は高いでしょう。(ネットワークエンジニアの求人事情はこちら)
しかし、問題はお金よりも時間です。通常時ならともかく、大規模なネットワーク構築となるとその忙しさは並大抵のものではありません。毎日の残業は当たり前、期日が迫ると会社での泊まり込みが続くことも珍しくはないのです。その上、原因不明のバグやプログラムの暴走があった場合などは、心身のストレスは想像を絶します。さらに、プロジェクトが終わってもネットワークのトラブルが発生した場合は、昼夜を問わずに現場に向かい、復旧に努めなければなりません。もちろん、すべての企業がそうだというわけではありませんが、こういった事例はIT業界では普通にあることです。
エンジニアの仕事をしたいけれどそこまで忙しいのは嫌だという場合は、派遣社員やフリーランスなどの非正規社員の道を選ぶという選択肢もあります。これならば、一時的に忙しいことはあっても年間通せばメリハリをつけて仕事をすることが可能です。ただ、その場合はいつでも企業から求められるだけの人材でなくてはなりません。